TVを壁掛け後の仕上作業
ツイート2021年2月某日
皆様、ご機嫌いかがでしょうか?
オフシーズンだけの週末DIYer ボン・ビリーマンです。
前編に引き続き、
今回は後編として、仕上げまでをお伝えしたいと思います。
前編までで、ここまで作業しましたね。
<前編はこちら>
設置から2週間、TVの壁掛けを運用してますが、
現時点での不都合は出ていません。
しかし、このままではちょっと・・・、
ツーバイフォー材に着色等すれば多少は良くなりそうですが、
それでも見栄えはよろしくないですよね・・・(汗)
毎日目にする個所ですから、それなりに見栄えを確保するため作業を施すことに。
家具にも使用されるほど、表面は非常に綺麗な見た目。
さらに表面は平らで着色しても色付きが良く仕上がりも良い。
ベニヤ板の表面にシナの木を張り合わせているので、強度もありながら値段もお求めやすくDIYには利用しやすい資材だ。
このシナ合板をベースに、「張ってはがせる壁紙シール」で仕上げることにしたので、表面がツルツルなシナ合板を選択した。
厚さは4㎜を選択。
歪みを無くすなら9㎜以上を選択したいが、今回は固定方法が限られるため、軽さを重視し4㎜とした。
ちなみに2.5㎜もあるけど、こっちはペラペラ過ぎて今回の用途には合わないと判断。
※結果的に9㎜でも良かったかも。設計次第でどうにでもなる。経験の無さで後から気づいた・・・(汗)
さぁ、どのように仕上がったのか・・・、
では、スターティン!!
資材調達
仕上げ材にシナ合板を使用する事に決定したので、早速資材調達だ。
ツーバイフォー材の時と同様、設計は「もでりんV3」という木工作図ソフトで、
木取り図を出力しホームセンターへGo!!
合板の基本規格は3尺×6尺(910㎜×1820㎜)らしい。
大きめにカットしてもらうものがあるので、
3×6尺をベースに不足部分をカット済のシナ合板(600㎜×910㎜)にて補うことに。
木取り図をベースにカットを依頼。
直線カットなら頼んだ方が楽だしほぼ正確。
※ほぼ正確というのは、作業する人による。几帳面な人なら良いけど・・・、運しだい(汗)
今回は仕上げ材の固定にはマグネットを使用することとした。
その理由は、以前防犯カメラを設置した際のマグネットが余っていたから。
マジックテープで留めるのも良いかと考えたが、
厚みの計算が出来ないので外したけど、結果的にマジックテープが正解だったかも!?
★シナ合板以外に揃えたものたち。
シナ合板の上に張る壁紙シールはこちらを選択。
「菊池襖紙工場 貼ってはがせてのり残りしない壁紙 無地スノーホワイト 90cmx2.5m」
模様、色が我が家の壁紙に近かったので。
壁紙シールなら、模様のバリエーションは豊富だし、模様替えもしやすいし、施工も楽だ。
コンセント数が少なく、また場所的にちょうど良い位置にないので、
USBもさせるコンセントを追加する事に。
これを選んだ理由は、
コンセントに刺すだけなので電気工事士資格が不要な事と、奥行きが31㎜しかないので、スペースに収まるから。
形的にもっと好みの物があったけど、奥行きが50㎜以上あるため収まらない可能性があり却下。
<前編>でも書いたが、ツーバイフォー材の向きを壁と直角にすることでスペースは確保できるから、
私のように平行にすることは、資材の選択肢がかなり絞られることになるので、施工時は良く考えてくださいね。
ここまでに掛かった金額を算出(全て税抜)
シナ合板 3×6尺: \1,649
シナ合板 カット板: \658
カット代 : @50×17 \850
壁紙: \3,480
金具一式: \2,060
コンセント(送料込): \2,410
電源タップ(送料込): \2,084
----------------------------------------------------------------
合計: \14,751-
家具用コンセントの取り付け
材料が揃ったら作業開始。
加工する場所から作業に取り掛かります。
このタイプは表面パネルに全て付属している物なので、ネジを外して全てバラします。
※バラし作業は自己責任にて。
表面パネルを取りだしたら、取り付けたい位置に合わせ型取りします。
型取りした線の内側にドリルで穴あけして切り抜きます。
切り抜くにはのこぎりでも出来ますが、ジグソーがあると便利です。
電動工具はDIYには欠かせないですね。早いし楽だし・・・。
線の内側をざっくりとカットし、金ヤスリ等で仕上げます。
最後は紙ヤスリ(320番位の細目)で切り口のバリ取りを行ってください。
多少ジグザグしてても構いません。切り口はどうせ隠れて見えないからね(苦笑)
壁紙シールを貼ってパネルを仕上げる
シナ合板の表面はツルツルしているので、壁紙シールもしっかり貼り付きます。
しかも、
今回使用した「貼ってはがせる壁紙」は、気泡が入る事なく簡単にかつ綺麗に貼る事が出来る。
失敗しても貼り直す事が出来るので気楽に作業できるぞ。
ヘラなど使用する必要もなく、端から手でなぞる様に貼っていく。
(上)貼付後 (下)貼付前
全てに壁紙を貼り付けた。
手前はコンセント取付の穴が開いているパネル。裏からケーブルを通す個所も加工済。
ケーブルを通す部分は縦10㎜、横30㎜で開けたが、通す本数で横のサイズを変えれば良い。
我が家はTVへのアンテナケーブル、レコーダからのHDMIケーブル、スピーカーからのHDMIケーブル、TVの電源ケーブルの4本を通している。
ケーブルの太さに応じて設計しましょう。
今回のパネルの固定方法は2パターンで行うことにする。
1つ目は固定式。
適当に木工ボンドを付けて張り付ける。
木工ボンドは以前に100均で購入した物。
これだけだと、ずれてしまうので、
固定するため隠し釘というもので固定しボンドが乾くまで待つ。
隠し釘とは、細めの釘にゴム(緑色)が付いていて、打ち付ける事で、
釘で板がずれない様にしてくれ、かつゴムにより圧着できる。
ボンドが乾き固定(一晩待つ)出来たら、ゴム部分を撥ねて釘をおると目立たなくなる。
隠れるから「隠し釘」って言うのだと思っているけど・・・(汗)
ただし、今回は壁紙に傷が付きそうだったので引き抜く事にした。
近づいて見ると小さな穴が開いているが、遠目からは全くわからない。
後日この穴を埋める物を100均で見つけてこよーっと。
パネルの固定方法の2つ目はマグネットによる固定。
先にも述べたが、以前防犯カメラ設置の時に使用したマグネットが余っていたので、
それを再利用するためこの方法を採用。
<防犯カメラ設置はこちら>
当時用意した、M4×20ミリの皿ボルト(ナット付)も再利用。
当初L型金具を使用しマグネットを固定する予定でいたが、金具の穴径の考慮を失念し利用できず・・・(涙)
別のL型金具を急遽追加購入した。
マグネットは100均で購入したマグネット用取付パネルで吸い付ける。
これは裏に両面テープが付属しているが、剥がれることもあるので、
非常に強力でなんでも接着できると言われている「セメダイン スーパーX」で接着。
一晩乾燥させると、もの凄い接着力で固定できる。
なぜマグネットにしたかというと、
ラブリコの接続部分が見えているのは、ちょっとダサいと思って隠したかったため。
しかし、ラブリコの調整(緩み確認等)をするため(最上部)取り外し式とするためと、
機器の追加/交換等が発生した際に、配線し直すため(中間部)に必要個所だけ取り外し式とした。
この部分は、マジックテープでも対応出来ると思う。
※むしろそっちの方が楽だと思う・・・(汗)
配線も選択肢が限られ困ったけど
前編から何度も言っているが、壁と平行に設計したためスペースに余裕がない。
通常の電源タップだとギリギリもしくは収まらない可能性がある・・・(涙)
そこで、
各機器の電源確保のためのこんな電源タップを新たに準備した。
耐雷7個口2mスリム回転タップ 白(エルパ・朝日電器)
<特徴>
●差込口が回転することで、無駄なく差せる
●雷から接続機器を守る耐雷サージ機能付
●耐トラッキングカバーで電気火災を予防
●コードが上下180°に回転、ラックや壁面に沿わせてスッキリと配線
●仮固定用アタッチメントでテレビ台などに仮固定が可能
●安全キャップ付属
●スッキリ配線できるスイングプラグ
●コードは保護被覆付安全構造
大変スリム設計で、ツーバイフォー材の38㎜幅内にピッタリ収まる。
しかも、固定用アタッチメントが付いているので、ツーバイフォー材に固定することが可能。
コンセント側もタップ側もケーブルの根元がスイングするので自由度が非常に高い。
この電源タップのお陰でスッキリと配線する事が可能となった。
接続するのは、TV、レコーダー、スピーカー、追加の家具用コンセント、防犯カメラ。
念のため接続する物のワット数を計算したら、最大使用時でも700ワット程度。
※我が家のコンセントは最大1500ワットまで。
例外もありますので、必ず確認して下さい。
さぁ、ここまで出来たら、残すは・・・。
完成
全てを作り終え、全体像のお披露目。
こんな感じに出来上がりました。
ケーブルも隠れスッキリしています。
サイド側もツーバイフォー材が隠れ見た目も良いのではと自画自賛・・・(汗)
TVボードと壁の隙間も同じ素材で蓋をし埃が入りにくいように。
初めから付いていたようなコンセントに見えるかな?
ここでチビ太のiPadを充電。
来客者の充電も可能となるね。
これでTVボードの上を掃除しやすくなりました。
Before/After
作業はそれ程難しくはないですので、挑戦される方の参考となれば嬉しいです。
これにて
オフシーズンのDIY、「TVを壁掛けにする」は終了となります。
トータルすると芝刈機を新調出来るくらい掛かってしまいましたが・・・(汗)
家族の笑顔が見れると言う事で、お釣りがくる感じに思っておきます。
さて、シーズン中断もまもなく終わりそうです。
春が近づいてきたね。
では、ボンビーリーマンにバトンタッチと致します。
またいつの日か、お会いしましょう!!
by オフシーズンだけの週末DIYer
ボン・ビリーマン
設計だ、ボン・ビリーマン!
造るんだ、ボン・ビリーマン!
DIYは楽しむことだ!
#ラブリコ#ディアウォール#テレビ壁掛け#DIY
「頑張れ、ボンビーリーマン!」っと思った方は
↓ポチっとお願いますb>
ツイート
↓初めてコメントを入力される際は、「コメント欄使用時のご留意事項」をご覧ください