2月28日(日)
2月最終日、
当たり前だが、明日から3月だね。
先週前半は初夏の陽気に恵まれたが、
後半は冬の陽気に戻ってしまい、土曜までは非常に寒かった・・・(涙)
23日(火)は天皇誕生日にて祝日でしたが、
一日中風が強く、やりたい作業をする事が出来なかった。
3月からは最高気温も15℃前後と安定してくるみたいなので、
芝生の生長も加速してくれそうな予感。
また、
色々考える事もあり、更新作業の内容を一部変更、
および、とある検証を開始する事にした。
それでは、
今週もよろ芝生~!
有機酸酵素EX & スーパーグリーンフード
さて、先週の更新作業では以下を実施。
・刈り込み(23㎜では刈り込めなかったけど・・・)
・エアレーション&根切り
今週は以下の資材散布を実施した。
・有機酸酵素EX
・スーパーグリーンフード
まず、昨日27日(土)は
多少風が出ていたので、スーパーグリーンフードの散布は日曜に延期し、
有機酸酵素EXを500倍希釈で散布。
有機酸酵素EXの散布前に、
ガーデンスパイクにて再度エアレーションを実施。
先週、ローンスパイクによるエアレーションを実施したが、
その隙間を埋めるためにガーデンスパイクで穴を開け、
双方の穴から土壌に有機酸酵素EXが染み込ませ根に届くようにと。
更新作業の前準備時に散布済だが、
月2回500倍散布を継続し、様子を見てみようと思い立った。
<有機酸酵素EXのはたらき>1.PHが低いため一時的に土壌PHの降下が期待できます。
2.土壌微生物の活性化(放線菌・細菌の増殖が期待できます。)
3.植物の根の強化。糸根が増えることが期待できます。
4.効きにくいカルシウム・マグネシウム・リン酸をキレート作用で効かせます。
5.過剰なチッソをアミノ酸化して同化させます。
6.サッチ及び未分解有機物の分解消化。
7.農薬や液肥と混合すると薬効、肥効が高まるため、農薬や液肥の混合量を少なくすることによりトータルの使用量が減ります。
※アルカリ性肥料や農薬、銅材との混合は不可。
製造元のHP (https://greenfood.jp/organic_ex.html 東京グリーン様より)では、以下の記載あり。【報告】
山梨県、千葉県では、2月から高麗に500倍で月2回位使用すると3月にはベントと見間違うほど青くなったとの報告あり。 この事から、本来根が動かない時期に根が動いた事になる。 ベントには根上がりする梅雨時、夏場及び生育が衰える冬場も含め1年中使用する事が出来る。
長野県のコースでは6mmのタインでは、コアが抜けにくいぐらい根が張ったとの事。また、ハイドロジェクトで使用するようになって障害が少なくなったとの報告あり。
【使用方法】
状況により、1000倍希釈で週1回散布、または500倍希釈で月2回散布、ハイドロジェクトまたは潅注機を使用するとより効果が高い。
我が家はベント芝ではないが、年間を通して使用する事で、夏越しの可能性を高め、冬でも根の活性化が出来るのか??
限度はあるのだろうが、試すしかないでしょう!!
以上の事から、
月2回(隔週)で500倍希釈での散布を継続してみる。
月1回は散布前にガーデンスパイクでの穴あけをセット作業としたいね。
本日、28日(日)は風もなく、陽が出て暖かく感じられたので、
23日に作業出来なかったスーパーグリーンフードの散布を行った。
<スーパーグリーンフードのはたらき>1. この肥料の肥料的効果は、化学肥料等に見られる肥効と異なり、土壌微生物環境等の改善によって植物の生長を良くします。
2. この肥料は大量に醗酵増殖された微生物の「かたまり」です。袋を開けたとき白く粉を吹いたような状態になっているのは、未醗酵の時のカビではなく、有益な放線菌、細菌が生息活動状態で大量に含まれているためです。
3. この肥料は放線菌、細菌などが多量に含まれており、継続的に使用することにより良好な土壌微生物環境を作ることに寄与します。
4. アミノ酸、多糖類、糖蛋白質、各種微量要素が、地力を高めるとともに植物の健全な生長を促します。
5. 土壌中の微生物群の新陳代謝が活発になり、微生物から分泌される各種酵素、ホルモンなどが植物の生長を促します。
6. 継続的に使用する事により、土壌が年毎に団粒化し通気性、透水性、保水性、保肥性が良くなります。
7. ラージパッチ・ブラウンパッチ対策。細菌病対策。未分解有機物(サッチ等)の分解促進。
我が家では、土壌改良の観点で使用しておりましたが、
その他にも効能は多く、目立つ病害が発生していないのはスーパーグリーンフードのお陰なのかも?!
さて、
今回の散布では、芝庭全体に50~60g/㎡(2~3握り位)を目安に、
生育不良個所には目土する様に刷り込みを行った。
シーズン開始から使用し始め、約半分を消費しているかな・・・。
サラサラで細かな粒子状なので、隙間に入り込みやすいですが、風があると舞ってしまうので気を付けましょう。
スーパーグリーンフードは有機資材ですので臭いがあります。臭いを早く消すには、散布後にしっかり散水してください。夕方散布してたっぷり散水し、翌朝もたっぷり散水すると臭いはかなり消えます。降雨前の散布がお勧めです。
生育不良な個所は若干土壌が硬めな気がしてます。
赤丸部分が生育不良個所。
この場所には目砂する様にスーパーグリーンフードを刷り込んで回復を促すことに。
スーパーグリーンフード散布後にはたっぷり散水。
「たっぷり」って、あいまいな表現ですね・・・(汗)
あくまで私の目安ですが、最低でも3リットル/㎡以上にしています。
どうやって計るかって事ですが、
散水時に使用する散水ノズルでジョーロに水を溜め、満杯となる時間を計測。
我が家のジョーロは10リットルなので、掛かった時間を10分の1にした時間が1リットルということになる。
ちなみに、ジョーロが満杯になる時間は60秒。
したがって、6秒で1リットル散水されることになるので、3リットル散水するにはおおよその1㎡の範囲に18秒間散水となる。
この2週間で葉色が非常に良くなって来たように感じる。
気温に敏感に反応し、立ち上がってくれたのかも。
2週間前との比較
左:2月14日 右:本日(2月28日)
そして、
葉も少しづつだが、上に向かってツンツンと張り出してきた。
カットできるのはいつになるかな?
30㎜位になるまで待ってみる事とする。
これにて更新作業は終了とする。
んん?
コアリング作業は?
これについては思うことがあり、この後その思いのたけを叫びたい。
コアリング作業は5月に実施してみる
更新作業の一部としてコアリング作業を入れていたが、
ふと、思うことがあり今回の作業項目から急遽除外する事とした。
以前、色々と調べ物をするためネットサーフィンしている時にどこかで目にしたのだが、
「寒地型芝は根より先に葉が動き出し、暖地型芝(高麗芝等)は葉より根が先に動き出す」と。
2週間前の更新作業の前作業後から、急激に葉が立上り色が濃緑になってきた。
まさにこの2週間がその現象なのかとおもったのだ。
っとすると、
我が家の芝生はまだ根の生長はしていないのでは??
ここ数年、生長著しいのは4月後半~6月上旬位。
この期間、つまり気温が20℃前後の位に根の生長が活発になるのではないかと推測した。
であるならば、
その期間にコアリングを実施する事で、横への広がりがし易くなり、密度を増しやすくなるのではと考えた。
根を伸ばそうとしている時に硬い土壌では根が伸びにくい。
でもそこに空気も水分も栄養素も豊富な柔らかい場所があったら、
根を伸ばしたくなっちゃうんじゃない??
「仮説は実証して初めて真実となる」
by ドラマ「ガリレオ」の湯川教授より・・・
ってことで、
コアリング作業は5月GWに実施してみる事に。
スライシングも同じ時期にやれば効果あるんじゃない?
良い結果が得られない限り、
これまでと同じプロセスを継続する意味はない。
春植えの芝生は夏越し出来るのか?
さて、またまた思い立った事があり、もう一つ検証作業をしてみる。
シーズン開始時(昨年9月)に播種した芝生の種。
播種時期として3~6月の記載もある。
これまでは、春植えは夏越し出来ないのではと勝手に思い込んでいたが、
本当にそうなのか??って思うようになった。
秋植えでの翌年の夏越しは既に実証済なので、
今回は「春植え~夏越しは可能か?」の検証を開始してみる。
ただし、
植える種はシーズン開始時に播種した種の残りなので、
ちゃんと発芽するのか不安だけど・・・(汗)
残っていた(残した?)種は以下の2種。
:トールフェスク<ダイナマイトLS>
:ペレニアルライグラス<ナチュラルニット>
床土にする砂は以前の秋植えで実証済のいつもの砂ではなく、
今回は川砂を試してみる事にした。
いつもの目砂を購入している同じホームセンターで見つけたのだが、
いつもの砂より値段がかなり安い。
芝の目砂 :\327(税込)/15Kg(¥21.8/㎏)
鬼怒川産 川砂:\198(税込)/20Kg(¥9.9/㎏)
㎏単位にすると川砂は1/2の価格。
※検証がうまくいったら、今後は川砂メインに変えようかな。
しかしなぜ、 川砂で試すのか?
ただの川砂だったら試さなかっただろう。
「鬼怒川産 川砂」だから試したくなった。
ではなぜ、「鬼怒川産 川砂」なのかというと、
3種混合栽培の参考としている「埼玉スタジアム2002」が床砂としているのが「鬼怒川産 川砂」なのだ。
埼スタの砂と同じ物ではないとわかっちゃいるけど・・・(涙)
川砂自体は以前から気になっていたので、今回の実証実験にて使用することに。
まず、
使っていない鉢に川砂と、バーミキュライト、パーライトを混ぜて入れる。
※乾燥させた川砂と混ぜ、その後締めるために軽く散水した後の写真です。
鉢の淵から25㎜下程まで床砂として入れる。
葉が伸びたら鉢の淵で切り揃えれば25㎜カットになる。
残っていた種を適当に撒き、上から種が隠れるように砂をかぶせて散水。
発芽までにどのくらいかかるのか?
発芽条件としては、15℃~30℃で5日~10日と記載があるので10日前後と予想。
乾燥しないよう、毎日散水し発芽するまで気長に待ちましょう。
鉢は常に(夏でも)日当たりの良い場所に置いておく。
さて、夏越し出来るのか検証スターティン!
その前にちゃんと発芽してくれるかな??
いづれにしても、
うまくいく方法を見つける作業だし、
うまくいかない方法を見つける作業でもある。
終わりに
3月からは春の陽気になるようなので、
本格的に動き出しそうですね。
どの位で芝刈が出来るくらい伸びるのかも楽しみだし、
検証結果も気になるところ。
生育不良の個所もスーパーグリーンフードで立ち直るのか?って事も気になるし。
有機酸酵素EXで苔が抑えられるか?
コアリング実施タイミングは良いのか?
夏越しが出来るか? etc
これから色んな楽しみが待ってるシーズン後半になったかな(嬉)
どんな結果になろうとも、
「無駄な事は一切ない」と思う。
闘え、ボンビーリーマン!
負けるな、ボンビーリーマン!
常緑のために!
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