~ 最終章 ~
ツイート2月24日(月)振替休日
「芝生×IoT」
前回まででようやく基板が完成し、
今回は 「最終章」をお届け致します。
やっと・・・、ついに・・・、ここまで来ましたねぇー。
「芝生×IoT」プロジェクトを発足したのが昨年5月。
長かった・・・、いや、時間掛かり過ぎって感じでしょうかねぇ・・・(汗)
素人が独学でここまでやってこれた事に、自分で自分を褒めてあげたいよ。そんなことはどうでもいいね
この3連休でかなり駆け足で作業を進めたので、今回は写真も動画も豊富だよ。
それでは・・・、
まずは、外観のソーラーパネルの設置からご覧ください。
あっ、その前に導水テストをちらっとね。
今回もどうか最後までお付き合いください。
導水テスト
基板の基本動作は前回のブログでご紹介しましたが、
実際にちゃんと水が出るのか?!
これを確認しない事には・・・、ねぇ。
スイッチでもスマホからも問題ないようだし、
左右の弁からも導水確認できたね。
ソーラーパネル設置
ソーラーパネルは太陽側に向けないといけないし、
固定するのにどうしたらよいのか、ずっと考えていた。
お金をかければそれなりの物があるのだろうが、そうはいかないよね。
かといって、貧弱な土台では直ぐに壊れてソーラーパネルを破損してしまっては本末転倒だ。
そこで、こんな物を使って、極力お金を掛けずに作成する事にしたぞ。
ホームセンターで売っている固定金具?補助金具?
見たことはあるものだと思いますが・・・。
強度があるやつを使用しました。
物によってはペラペラで強度が無さそうな物もあるので注意が必要だよ。
※「曲板」って物は同じように穴が開いているが、ペラペラで曲げやすくできている。
本当は50cmくらいの長いものが欲しかったが、売っていなかったので、
30cmを4本購入し、以下のように連結して50cm程度を作り出した。
留めるのに使用したボルトは写真の通りのサイズを使用。
次にL字のこれを使用して、ソーラーパネルとケースに固定。
ケースの留穴部は貫通していないので、ドリル4㎜で貫通させてから。
※製図上は5㎜になってます。
それぞれ、M4の長さ違いのボルトで固定。
ちなみに・・・、
ボルトやネジのパッケージに記載されている「M4×10」の意味はご存知でしょうか?
最初のM4は、ネジ部の直径で、㎜のMだそうです。
つまり、M4はネジ部の直径が4㎜という意味になる。
そして、10は長さで㎜単位で表示されていますよ。
時を戻そう
ここまで出来たら、今まで作ったものを組み合わせるだけ。
まずは、
最初に作った黒の長い物をケースに固定するが・・・、問題発生!!
こんな時は焦らず、落ち着いて・・・。
結束バンドで何とか固定。意外に頑丈に固定できたぞ。
ケースの反対側にはソーラーパネルを取り付けて・・・。
ソーラパネル設置完成
ケースの外に出ているものは・・・、後で説明しますね。
察しの付く方は、何か気づいちゃいますね・・・(苦笑)
さらに・・・、
こんな感じで感雨センサーも。
裏側を両面テープで固定して設置してみたぞ。
これで、散水部は完成でーす。
スプリンクラーを狭庭仕様に
スプリンクラーってどうやって散水しているのか・・・?
下部に繋がれたホースから水が入り、赤丸部分から水が出てきて、上の黒い傘のようなものにあたって横に広がって散水される。
横から見るとスライダーのようになって出ていく水が上向きになっており今回の対策個所になる。
遠くに水を飛ばす仕組みになっているのだ。
青いスライダーのような物が閉じたり開いたりする。
では、
これを固定すればって考え、実験してみたら左右に回転しなくなってしまった・・・(涙)
青いスライダーのような物が閉じたり開いたりすることで回転するようになっているようだ。
ではどうするか。
このスライダー部分に傘をつけてしまえば良いのではと考えたんだ!!
でも、何を使って・・・?
重いと開閉し辛くなり回転しなくなるし、かといって水圧に負けるような柔らかいものでは意味がないし・・・。
水に濡れても錆びない、頑丈で、それでいて軽いものって・・・。
なぞなぞみたいだな・・・(涙)
やほーで調べてみると、
これに合致する金属を見つけたのだ。
それは・・・、「アルミニウム」
アルミニウムの特徴は、軽くて、強くて、錆びにくくて、加工しやすくて・・・、これだっ!!
早速、手に入れるために調べてみたが、意外に良い値段するではないか・・・。
諦めかけて、ふと口にしたものを見た時、衝撃が走った!!
こ、こんな身近にアルミニウムがあるではないかぁぁぁぁぁぁってね。
呑んでる場合ではないっ!
早速、取り掛からねば・・・。
まずは、切り出し作業。
カッターナイフで一定個所に切り込みを入れていく。
切れ取れたら、後ははさみで簡単にカットできる。
スプリンクラーの青いスライダーの上部の形に合わせて切り出す。
1枚だけ裏表を間違えて、「のどごし」の柄が・・・(苦笑)
これを、金属とプラスチックとの接着力が1番高いと評判の「セメダイン スーパーX」にて接着し1晩寝かす。
「狭庭仕様スプリンクラー」の動作結果は、後日動作確認して報告しますね。
さて、お次は・・・。
センサー部をさくっと・・・
センサー部については、1度作成しているし、動作検証も済んでいるので、
サクッと回路図書いて、仕上げてしまいました。
経験というのは、やはり凄いですね。
自画自賛ではないが、1時間もかからず回路図掛けたし、
部品点数も少ないから、基板もサクッと作成出来ちゃいました。
ただ、当初はLEDを付ける予定をしていなかったが、
動作状況がわからないので、動いている時だけ点灯するようにした。
5秒程度で動作完了して、約15分sleepしてまた動作するようにしている。
以前は乾電池での動作だったので、1時間毎に動作させていたが、今回はバッテリー駆動なので15分毎に駆動するようにいして、細かなデータが取得できれば・・・。
動作状況はこんな感じ。
LED点灯するだけだから、面白みもないけど・・・(汗)
わずか数秒だけどこの間には
WiFi接続して、
土壌湿度センサーからセンサー値取得し、しきい値以下ならLINE通知して、
温度、湿度、気圧センサーからセンサー値取得し、
土壌湿度値、温度、湿度、気圧値を散水部にUDP送信、
15分sleepする。
これを繰り返す。
UDP送信を確実に行うため、5秒間sleep(処理を中断)しているので、
実際の処理時間は1秒もないと思う。
既にセンサー部を接続している状態でした。
庭に設置してみた
ここまで来たら、一気に行っちゃいましょう!!
こんな感じで・・・。
前からと横からと・・・。
意外に重量があるので、上下計4本の結束バンドで本体を固定した。
日当たりは抜群なので、夕方には13Vまで充電されていたよ。
以前、ケース加工のブログにてホース接続部分の問題があったが、アナログな解決法にて対応とした。
かなり近くまで寄って来てたから、結構人に慣れてるのかなぁ??
ミミズでも摘まんで食べてくれると助かるんだけどなぁ・・・。
ミミズや害虫を食べてくれるなら、大歓迎だが糞だけは・・・(涙)
糞だけに勘便、なんてね・・・(大汗)
時を戻そう
スマホから数回、散水させてみたが、問題無く動作したよ。
スプリンクラーの微調整(角度や回転範囲等)が必要なので、それは来週にでも作業しようかと。
大まかには調整済だけど・・・。
最後に
「芝生×IoT」プロジェクトを発足させて9ヶ月。
おかげ様で本日より運用開始となりました。
構想していた事がほぼ実現できているのではないかと。
クラウド上にデータがアップされているので、
今後は可視化サービスの「Ambient」側でデータチェックがメインとなります。
今日からは散水実施の記録も残るので、気温、湿度との関係性などが見えてくると面白くなるかなぁと。
そのためにもまずはデータを集めないとね。
ビッグデータからのAIで解析・・・。いやいや・・・(苦笑)
この先考えている事もあって、カメラを追加して生育状況や四季折々の芝庭の光景等々
定点観測の画像も取得できると面白いかなぁなーんて考えてます。
※我が家の庭には珍客が結構来るので面白いかもね・・・。
ただ、いつになるかは、私のやる気次第かねぇー。
「芝生×IoT」をお楽しみにされていた方がいるかは定かではないが、
今回のブログにて「芝生×IoT」については一区切りとなります。
ありがとうございました。
来週からは、更新作業の時期でもありますので、
「2020年 芝生手入れ日記」にてデータの状況や散水状態等も含めて、
お伝えして行ければと思っております。
私にはまだまだ、
「負けられない戦いがある」
くーっ!!
さぁ、次の大きな山はオリンピック開催時期の夏越しだぁ!!
芝生×IoT いったん 完
闘え、ボンビーリーマン!
負けるな、ボンビーリーマン!
常緑のために!
#芝生#常緑#ボンビーリーマン
#IoT
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